● 15年08月24日 活動報告
危険な大規模開発、飯塚市メガソーラ開発現場を視察(2015年8月24日)
飯塚市白幡山の住宅地に隣接する「メガソーラー建設」現場を住民のみなさんと視察しました。山肌から土砂が流れ出し、側溝が埋まっています。調整池も間に合っていません。
山を丸ごとメガソーラーにする34ヘクタールもの開発計画で、県が林地開発の許可を 行わないよう、地域住民から切実な要求が届いています。
福岡県は太陽光パネル設置で現在日本一ですが、その設置をめぐって各地で 問題が起こっています。 太陽光パネル設置には、立地規制がありません。危険区域と接していても、傾斜の急な山の斜面でも、住宅地に接していても設置できます。自然を壊してメガソーラ ーを設置するのでは本末転倒であり、国が早急に法の整備 を行うとともに県で規制条例をつくることが求められます。危険な大規模開発の規制について、知事は、現在の 森林法で「公益的機能は維持される」という認識を示しました。これでは自然と安全は 守れません。
メガソーラーを巡るトラブルが多いことで、国も許可取り消しも視野に見直しを行っているということです。