● 16年03月11日 活動報告

先生も学校も足りない!「太宰府特別支援学校視察」



11日、県立太宰府特別支援学校を視察、先生方と懇談を行いました。2月5日直方支援学校、2月17日の築城特別支援学校に続き3校目です。

同校は、全国でも6番目のマンモス校、上位5校は知的障がい児対象ですので、知的、肢体不自由の教育部門を抱えた学校としては、日本一の大規模校です。

4年前の開校時の想定では、児童生徒数270名、49学級でしたが、現在425名、89学級になっています。来年度はさらに増えて450名を超えます。教室が足りず、プレイルームも子どもたちがクールダウンするためのリラックスルームも、応接室も一般教室に転用しています。会議室も午前中は教室に。他校でも特別教室を一般教室に、教室を間仕切りで2つに分けるなど、同様の措置がされていました。350食対応の学校給食も、無理して520食を賄っていますが、先生が食べる分まではできません。

教職員数は209名、定数内講師は77名、講師比率は43%(築城校は5割超)です。職員室もびっしりで、先生ひとりの机のスペースは約60㎝、隣の人と腕がぶつかります。通勤のための車も常時60台は校内に駐車できません。

狭い山道の通学路で、送迎バスの交通整理、雪が降れば雪かきをしてバスが入れるようにと、厳しい環境の中で、先生方は必死に努力されていました。

新校舎と給食調理室の改修が予定されていますが、「一校の規模ではない、もう一校必要と教育委員会に申し上げている」「二校でも少ない」と校長先生もおっしゃっていました。

今後ますます対象の子どもたちが増えると予想されます。教室も先生も足りません。教育予算の抜本的見直しが必要です。3月16日、山口律子議員が、予算特別委員会で取り上げます。

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右から、城間広子筑紫野市議、高瀬菜穂子県議、神武綾太宰府市議

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壮観な職員室

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子どもたち手作りのケーキをいただきました。クオリティの高さにびっくり!

 

 

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